戸籍・除籍・改製原戸籍
戸籍自体の種類としては、「戸籍」「除籍」「改製原戸籍」があります。
「戸籍」とは、「現在の戸籍」のことをいいます。
多くの役所では既に電算化されていますが、まだ100%ではありません。ですので、全ての「戸籍」(現在の戸籍)が電算化された横書きの戸籍であるとは限りません。
「除籍」とは、「誰も残っていない戸籍」のことをいいます。
なお、戸籍に記載されている人が死亡や婚姻などによってその戸籍から出る場合は「除籍される」といいます。
少しややこしいですが、「その戸籍に記載されている人が全員『除籍された』戸籍」が「除籍」になります。
「改製原戸籍」とは、「戸籍が改製された際の元の戸籍」のことをいいます。
「改製」とは、法律の改正によって戸籍を作り変えることをいいます。
例えば、電算化された横書きの戸籍が「現在の戸籍」なら、その前の縦書きの戸籍は「改製原戸籍」ということになります。
ちなみに、正式な読み方は「かいせいげんこせき」ですが、「現戸籍」と紛らわしいため、「かいせいはらこせき」または単に「はらこせき」と呼ぶことが多いです。
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