本籍と筆頭者
戸籍は「本籍」と「筆頭者」で表示されます。
「本籍」は、地番や住居表示を利用してつけられる番号のようなものです。
この本籍は現住所に関係なく自由に変更することができます。(「転籍」といいます)
「筆頭者」は、戸籍の最初に記載されている人のことをいいます。(現在戸籍(電算化された戸籍)では本籍の次に「氏名」として記載されています)
昭和23年以前は「戸主」と言われ、「一家の長」の意味がありましたが、現在の筆頭者には特別な意味はありません。
(昭和23年に戸籍法が全面的に改正され、「家」単位から「夫婦と子」単位の編成に変わりました。)
筆頭者は婚姻などによって新しく戸籍がつくられた時に定められます(婚姻の場合は氏を改めなかった人が筆頭者となります)
また、筆頭者が亡くなってもその戸籍の筆頭者は変わりません。
本籍と筆頭者は共に、戸籍のインデックス(見出し)のようなものだと言えるでしょう。
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