戸籍の記載事項

現在戸籍(電算化された戸籍)では、本籍・氏名欄に続いて「戸籍事項欄」「個人欄」「身分事項欄」が記載されています。

戸籍事項欄

戸籍事項欄には、新戸籍の編成・氏の変更・転籍・戸籍全部の消除(除籍)や訂正・戸籍の再編成や改製に関して、「いつ」「どういう事由で」「どうしたか」といったことが記載されます。

個人欄

個人欄には、「戸籍に記録されているもの」として、氏名・生年月日・配偶者区分(婚姻中の人)・父母・続柄・(養子縁組している人は養父母・続柄)が記載されます。

身分事項欄

身分事項欄には、出生・養子縁組・離縁・婚姻・離婚・死亡などが記載されます。

例えば「出生」なら、出生日・出生地・届出日・届出人が、「婚姻」なら、婚姻日・配偶者氏名・従前戸籍が記載されています。

なお、身分事項欄中に「従前戸籍」「入籍戸籍」「新本籍」と記載されていることがありますが、これはそれぞれ、

  • 従前戸籍・・・どの戸籍からきたか
  • 入籍戸籍・・・どの戸籍に入ったか
  • 新本籍・・・どこに戸籍を作ったか

ということを意味します。

縦書きの戸籍でも記載事項は基本的には同じですが、現在戸籍のような箇条書きにはなっていませんので、多少読み解き辛いかもしれません。

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カテゴリー:戸籍について

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